フランチャイズ チェーン数ランキング|2018年最新版
JFA(日本フランチャイズチェーン協会)のフランチャイズチェーン統計調査のデータを基に2017年度のフランチャイズの業種別チェーン数をランキングにしました。前年度からのチェーン数の増減も出していますのでぜひ参考にしてください。
この記事では業種別のチェーン数ランキングを掲載していますが、人気業種ランキングはこちら をご覧ください。
フランチャイズ全体のチェーン数:1,339チェーン(前年比+4チェーン)
小売業全体のチェーン数:339(前年比-3チェーン)
飲食業全体のチェーン数:576(前年比+5チェーン)
サービス業全体のチェーン数:424(前年比+2チェーン)
フランチャイズ全体としては実に8年連続の増加となりました。もちろん減少している業種はあるものの、全体として8年間も連続でチェーン数が増え続けているということです。さらにJFAのサイトで公開されている中で最も古い統計を見ると1983年のフランチャイズチェーン数は512だったようです。これらの数値を見ると、フランチャイズというビジネスモデルが長きに渡り多くの企業を惹きつけ、さらにたくさんのデータが蓄積された現在でも魅力のあるビジネスモデルということではないでしょうか。
チェーン数ランキングで1位に輝いたのは「その他サービス」の123チェーン。去年1位だった医薬品・書籍・スポーツ用品・中古品等小売りと入れ替わる形でトップに来ました。その他サービスの中にはペット関連サービス、冠婚葬祭(結婚相談や葬儀場など)、介護サービス、運送業、マッサージなど、確かに含まれる業種は幅広いです。しかし前年比+3チェーンと伸びていることも考えると、やはりフランチャイズにおいてサービス業の多様化が進んでいると言えるでしょう。
チェーン数で10位以内に入ったものを見てみると、サービス業で4業種、飲食業で5業種ランクインしており、小売業としては2位の医薬品・書籍・スポーツ用品・中古品等小売りだけとなり、その次に来るのは13位の菓子・パン小売りでした。この医薬品・書籍・スポーツ用品・中古品等小売りに含まれるものとしては薬局、リユース、カメラ店、スポーツ用品店、書籍などがあります。
チェーン数の増減で見てみると一番増加したのが「その他サービス」の+3チェーン、次に+2チェーンのハンバーガー、+1チェーンはその他ファーストフード、日本料理・寿司店、理容・美容、コーヒーショップと全体的には飲食業の増加が多い印象。減少の方は最大でも-1チェーンで、医薬品・書籍・スポーツ用品・中古品等小売り、衣服・靴・身の回り品小売り、リース・レンタルサービス、クリーンサービス・クリーニング、コンビニエンスストアと飲食業の減少はなく、小売業とサービス業でそれぞれ-3チェーン、-2チェーンの減少となりました。全体を通して飲食業が前年比+5チェーンと成長を見せています。
この記事では業種別のチェーン数ランキングを掲載していますが人気業種ランキングはこちら をご覧ください。
今後もどんどんランキングを追加していくのでどうぞお楽しみに!
・チェーン数ランキング
(2017年版 フランチャイズ-業種別ランキングはこちら)
【最新版】統計からのフランチャイズいろいろランキング
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