失敗しないための起業アイデアのシンプルな見つけ方。
【準備段階で起業アイデアは欠かせない】
もっというと、起業アイデアが良ければそうそう事業に失敗することもないのです。その事業が成功するか失敗するかは「アイデア」勝負といっても過言ではありません。そこで今回は、失敗しない「アイデア」の見つけ方をご紹介します。
目次
〇起業アイデアの見つけ方①マインドマップ
〇起業アイデアの見つけ方②ブレーンストーミング
〇起業アイデアの見つけ方③KJ法
〇起業アイデアの見つけ方④マンダラート法
〇起業アイデアの見つけ方⑤アイデアしりとり法
〇まとめ
【起業アイデアの見つけ方】①マインドマップ
マインドマップとは、あなたがもっている情報やアイデアを整理するためのマインドツールです。
頭のなかで考えたモノや情報を連想させ、新しい発想やアイデアを生み出すことを可能とします。連想ゲームをイメージしてもらうとよりわかりやすいと思います。
・紙またはアプリを準備・中心から書きはじめる
・重要なキーワードは色や大きさで明確にする
・キーワードごとに連結させる
・全体に広げるイメージで書く
・できるだけ細かい内容まで突き詰める
マインドマップの特徴は新しいアイデアを生み出すだけではなく、事業の盲点や問題点の解決策など失敗しないアイデアに導いてくれます。
【起業アイデアの見つけ方】②ブレーンストーミング
新しいアイデアを生み出すため、多くの大企業でも取り入れられているブレーンストーミング。チームごとに指定されたお題に対して自由に発言していく手法です。
ブレーンストーミングを行う際に、必ず守らなければならないルールがひとつ存在します。それは、発言者の意見や発想に対して否定または批判を述べてはいけないというルールです。
ブレーンストーミングは、あくまで「自由な発言」を重要視しているため、萎縮させる発言や躊躇させる発言は必要ありません。アイデアの質より量を目的とし、失敗を恐れず発言させ、選択肢を広げていくアイデア手法です。
ただ、グループで行うのがブレーンストーミングの大前提。そこでひとりでもブレーンストーミングを可能とする「ひとりブレスト」をご紹介します。
ひとりブレストとは、あなたが決めたお題に対していくつかの質問を問いかけてくれるサイトです。表示された質問に答えるだけで、いつのまにかブレーンストーミングができている画期的なサイトです。あなたが準備するのはお題だけというシンプルかつ簡単に利用できるところもひとりブレストの魅力です。
ひとりブレストの準備と使い方
1. ひとりブレストサイト「http://hitori.six1.jp/」にアクセス
2. お題を準備
3. 「一人ブレストを開始ボタン」をクリック
4. 質問に回答
5. メモを読み返す
失敗しないアイデアに行き詰ったときは、上記の簡単5ステップで「ひとりブレスト」をお試しください。
【起業アイデアの見つけ方】③KJ法
KJ法の由来は、文化人類学者の川喜田二郎のイニシャルから名付けられました。
KJ法とは、思いついたアイデアを付箋等に書き込み、グループごとにまとめることで新しいアイデアを一本化する手法です。
ブレーンストーミング後に利用されるのもKJ法の特徴です。
・アイデアを書くための付箋またはカードを準備
・関連性が高いものをグルーピング
・グループごとに配置決め
・グループを線で結び一元化
KJ法を用いることで事業全体の問題点や相関関係が一目でわかり、これから行う事業の失敗しないための道筋がたてられるようになります。
【起業アイデアの見つけ方】④マンダラート法
パズル感覚で楽しみながら新しいアイデアを生み出すマンダラート手法。マンダラート手法とは、正方形の中に9つのマスを記入したものを以下の図のように配置したものです。
マンダラートチャート図
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中ワード【大ワード】 中ワード
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マンダラート手法の特徴は、最初に数を決めてしまうことで、作業的にアイデアを生み出す手法です。少し強引さはありますが、すべてマスを埋めると妙な達成感を感じられるのもマンダラート法の面白いところです。
マンダラート法の準備と書き方
・3×3で構成された正方形を9つを作成
・中心に記入するお題を準備
・残りの8つの正方形の中心に中キーワードを記入
・中キーワードに関連するアイデアを記入
マンダラート法は短期間で新アイデアを生み出すことに長けており、新企画等に期限が設けられている場合に役立ちます。
【起業アイデアの見つけ方】⑤アイデアしりとり法
その名のとおりアイデアの語尾をとってしりとりしていく手法です。
移動時間や休憩時間の合間に頭の中でアイデアを考えられる、場所を選ばない発想法でもあります。
例えば、「動物漢字ドリル」の新アイデアを考えるとしたら、しりとりの語尾の「リ」から連想されるワードを選択します。
しりとり⇒リス・・・リスが冬眠(とうみん)のため胡桃(クルミ)を隠(かく)す。
リス⇒スカンク・・・スカンクのおならの臭(にお)いに悶絶(もんぜつ)。
スカンク⇒クジラ・・・クジラの潮吹(しおふ)きは芸術(げいじゅつ)だ。
上記のようにしりとりで連想させたワードに関連づけると新アイデアがどんどんでてくるという仕組みです。
ひとりでもグループでもゲーム感覚で楽しめるアイデア手法です。スキマ時間に試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
起業で失敗しない保証はどこにもありません。しかし、失敗を未然に防ぐことや起業におけるリスクを回避することも可能です。
失敗しない理想的なアイデアに近づけるためには、なるべく多くのアイデアを引き出し連想させ、アイデアを具体的なものにしていかなければ、起業は難しいものになるでしょう。
起業に向けて、期限内に失敗しないアイデアをたくさん連想させる必要がある時やアイデアに行き詰った時には今回ご紹介した5つの手法をお試しください。
起業するための失敗しない方法やアイデアがたくさん生まれてくるはずです。
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