FCで開業するときに政策金融公庫で融資を受けるコツ|フランチャイズで開業するときの資金について②
先回の続きです。
政策金融公庫はあなたをよく見ています。
事前準備が極めて重要。
預貯金の確保は当然の事。3か年の事業計画書を準備する必要があります。
フランチャイズビジネスの場合は、もちろん フランチャイズ本部から数字の裏付け(シミレーション)をもらえますが、そのままの数字で出すことは禁物です。
数字の裏付けを取りましょう。
自分が選択したフランチャイズビジネスですが、正直言えば、基本の数字は甘いです。
フランチャイズ本部はかなり強気の数字を立てています。
厳しくみて、6~8掛けの数字にしましょう。
その上で細かい部分をチェックします。
① 預貯金は十分か?
② 開業する場所は問題ないか?
③ 家族の協力は得られるか?
④ 商品のラインナップは問題ないか?
⑤ ターゲットの時間帯は?
⑥ ターゲットの客層は?
そして
⑦ 納税は問題ないか?
⑧ 年金・保険料は問題ないか?
⑨ ローン・その他の借金は問題ないか?
ちゃんと確認しましょう。
以上
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【開業資金について】
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遠山 眞人
名古屋証券取引所第二部上場企業役員を経験後、遠山行政書士事務所を開業。
契約書作成のプロ 融資に強い行政書士 東京都中小企業診断士会認定フランチャイズ研究会会員 ターンアラウンドマネージャー 愛知東邦大学評議員 株式会社ウェイビー相談役
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