【ペット共生型福祉施設 障害者グループホーム わおん】のレベニューシェアが人気の理由
『ペット共生型福祉施設 障害者グループホーム わおん』とはどのようなビジネス?
障害者グループホーム ペット共生型福祉施設「わおん」は、障害者の方々が保護犬や保護猫と共に暮らすことによって生活の質を高める場所づくりと殺処分される犬や猫を少しでも減らすことを目的としたグループホームです。障害者グループホーム(共同生活援助)は障害者総合支援法に規定されており、身体障害者、知的障害者、精神障害者などが世話人などから援助を受つつ共同で生活を送る場所です。
わおんではレベニュ―シェアという先進的な契約形態を取っており、日本の全国各地で続々と企業の参画が決定しているという事です。
『わおん』のレベニューシェアの特徴
『わおん』のビジネスモデルの特徴
わおんは参画企業との契約において一般的なフランチャイズ契約ではなく、「レベニューシェア」を採用しています。レベニューシェアとは、「売上や利益に応じて予め決定している収益の配分率によって事業収益を分配する」契約形態で、わおんの運営理念・業態コンセプト・利用者に提供するコンテンツなどを理解して共有する参画企業とともに事業収益を分配する方式で事業を行っていきます。
レベニューシェアの特徴としては
①ブランド名やビジネスモデルのカスタムが自由な他、競業避止義務や契約期間中の解約による違約金が無いなどフランチャイズよりも自由度が高い。
②ライセンス契約だと開業後のサポートが一切無いこともあるが、わおんのレベニューシェアなら概念やプラットフォームの他、必要なサポートのみオーナーが選択して受けることが可能。
③ロイヤリティは無く、わおんのレベニューシェア比率は、参画企業97%:わおん3%。
といった感じでフランチャイズ契約とライセンス契約のいいとこどりをしたような魅力的な契約形態です。
また、わおんは普通の障害者グループホームではなく、殺処分されそうになっている保護犬や保護猫を引き取り、障害者の方々と一緒に生活をさせています。わおんのこの活動は動物の命を救うだけでなく、動物による治療を目的とした「動物介在療法(アニマルセラピー)」や動物と触れあうことで感じる癒やしや生活の質の向上などを目的とした「動物介在活動」の効果を期待することができます。動物のチカラを利用して人間に効果を与える手法は臨床的にも認められており、わおんはこれを採用することで他のグループホームと大きく差別化をしています。
『わおん』本部のサポート力
開業前のサポートとして有料の「立ち上げ支援」がありますが、これを利用するかどうかはオーナーが自由に決められるようになっています。立ち上げ支援には市場調査、物件調査、機関への協議、運営マニュアルなどが含まれるという事で、事業の立ち上げに不安がある人でも問題はありません。
また、開業後は無料で利用できるindeed登録、保護犬紹介などの他、必要に応じてオーナーが選択して利用できる有料コンテンツが40種類以上準備されており、現在も拡充中とのことです。コンテンツは「わおん」の商標使用、SVの派遣、現場教育研修、介護給付費請求代行など多岐に渡っており、希望すれば商標の仕様やSVの派遣などフランチャイズのような支援を受けることも可能なようですね。
また、わおんでは、参画企業向けに「わおん大学」を開校していて、グループホームの運営に必要な知識の習得とその実践を通じて効率的な運営を行えるような経営のサポートも行われています。
『わおん』はこんな人に向いている
次の市場についての項目でも触れているように現在日本では障害者の人口に対して事業所や居室数が圧倒的に足りていないという現状があります。そういった障害者の方の自立を支援できる仕事がしたいとう方には最適な事業です。
また、日本では年間50,000頭の犬や猫が殺処分されているそうです。わおんの事業ではこういった殺処分を待つ犬や猫を引き取り、障害者と同じ空間で暮らしてもらうことになります。
このようにわおんでは障害者の方々の生活の質を向上させるとともに、犬や猫の殺処分ゼロを目指している、ということで、参画してわおんの事業を行う事で2つの意味で社会的意義を感じることができる事業と言えるでしょう。
また、通常の介護施設からの転換も可能ということで、既存事業がある方も検討してみても良いと思います。
障害者グループホームの市場はどのような状況?
わおんのグループホームは全国展開を進めていますが、利用者やそのご家族から喜ばれ、現在も利用者と運営する施設が増え続けています。平成29年の数字によると、障害者の数は930万人にも及びますが、実は受け入れるための事業所が国内で40,000施設も足りていないという現状です。わおんではそんな施設数不足の解決と殺処分される犬や猫を救うため日本中にわおんを展開し6,000の事業所を目標とする、としており、実際に全国各地で参画企業が決定してきています。
また、わおんの障害者グループホームでは補助金の活用が可能で、さらに建築基準緩和もあり利用できる空き家などの物件が大幅に増えているということで制度的にも追い風の業態と言えます。
『わおん』に加盟するリスクとリターン
わおんの契約形態はレベニューシェアということで、「開業後のサポートが無いんじゃないか」「パッケージがしっかりしていないんじゃないか」といった不安があるかもしれませんが、オーナーの意向に応じてそういったコンテンツも享受できるためその心配はありません。
さらに公式サイトでは「2拠点 収支モデル」「6拠点 収支モデル」や訪問看護付きモデルなども公開されており、どんどん事業を拡大して収益を増やしていくことも視野に入れられるビジネスです。
まとめ
わおんは保護犬や保護猫と一緒に暮らせるペット共生型の障害者グループホームです。殺処分を待つ犬や猫の命を救えるだけでなく、動物たちと生活をすることで障害者の方々に心理的、生理的、社会的に良い影響を与えるというこのわおん独自のサービスは社会貢献度が高く、さらにブルーオーシャンの市場とも言えます。
たったの5カ月間で全国に200以上の事業所が開設予定だというわおんの事業。目標は6,000事業所ということでまだまだ道半ばですが、早くに参画するに越したことはありません。みんコレ!フランチャイズでは説明会の参加や資料請求を受け付けていますので是非ご検討ください。