質屋はなぜ儲かる?【質の七つ屋】
『質の七つ屋』とはどのようなフランチャイズ?
質の七つ屋とは、質預かりといった質屋事業と買取販売を行う店舗を展開しているフランチャイズです。質屋ならではの質預かりとは顧客から品物(質物)を預かり、その質物の査定額を支払い、質物を保管するサービスです。顧客が質物を引き取る際は元本の他に保管料を支払うことになるため、その保管料が売上となります。
質の七つ屋は買取販売も行っていますが、一番の収益源をその質預かりで賄うことも可能なので、必要以上に安く買取りを行なってお客様を確保する必要はなく、必要になった時に質預かりで質の七つ屋を利用してもらう、という取りこぼしの少ない仕組みで営業をしています。
『質の七つ屋』のフランチャイズの特徴
『質の七つ屋』ビジネスモデルの特徴
買取販売をメインとして行う質屋も存在していますが、質の七つ屋はオーナーの経営方針により様々な収益構造を作り出すことができる質屋のフランチャイズです。
このビジネスモデルの強みとして、質預かりの「利息収入」と買取販売の「販売収入」という二つの収入源があるため、バランス良く事業を運営することで安定した収益を得ることも可能になります。利息収入である質物の保管料は、一件ごとの利益は小さいかもしれませんが預かれば預かるほど売上が向上するストックビジネスといえます。
万が一顧客が保管の期限内にお金を支払わない場合には質流れ品として預かっていた質物の所有権が質屋に移るのでそれを販売することもできます。質預かりの保管料に対しては消費税がかからないことも特徴です。
『質の七つ屋』はこんな人に向いている
質の七つ屋は一人でも開業ができるため、開業後の人件費を多く確保できる人でなくても開業することができます。性格の面ではお客様ときちんと誠実に向き合い、価値を見いだせる人が向いていそうです。お客様からも信用され、リピートされることに繋がります。
また、質の七つ屋のお仕事は肉体労働ではないので「長い期間現役で働きたい!」という方にも最適なビジネスです。経験が豊富なスタッフによるサポートもあるので、初心者でも安心して開業することが可能です。
質屋の市場はどのような状況?
世の中には生活に困窮する人がどの時代も存在しており、質屋ビジネスは景気や社会の動向に左右されにくいという特徴があります。
さらに現在質屋の店舗数は3,000を切っており競合が少ない業種と言えそうです。既存の質屋については世襲制が一般的であったため、多店舗展開をしにくいことが店舗数が増えにくい理由の1つです。
また、質屋は金融業の側面も持ちますが、消費者金融やクレジットカード会社のような貸金業法ではなく独自の質屋営業法に則っているため、質預かりの保管料における最大の年利は109.5%と一般的な上限年利の20%を遥かに上回る金利を得ることができる特殊な業種です。
『質の七つ屋』に加盟するリスクとリターン
質の七つ屋での業務は主に査定と販売です。最初から大規模な店舗を構える必要がなく、一人でも開業することができるので初期費用を抑えることができます。逆に従業員を雇って店舗を大きくするときには販売エリアを拡大することで売上を向上させることもできるので、自分の状況に応じて店舗を経営していくことが可能です。
質の七つ屋のロイヤリティに関しては競合の質屋フランチャイズと比較しても圧倒的に安く設定されています。また質屋は一般的には公的機関からの融資は難しいのですが、質の七つ屋では無担保で最高1,500万円まで調達することが可能となっており開業資金についても安心です。
まとめ
質の七つ屋のビジネスは、質預かりと買取販売という2つの柱がありオーナーの経営方針により様々な収益構造を作り出すことができます。さらに質預かりは一般的な年利20%を遥かに凌ぐ109.5%という年利でビジネスを行うことが可能なうえに、質屋の店舗数は3,000を切っているので競合が少ない業種という事ができます。
いつの時代でも需要が見込まれ、景気に左右されにくい質の七つ屋で開業を検討してみてはいかがでしょうか?
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