【12/4】全国にFC展開する蔦屋書店が高知に出店 株式会社ウイルと株式会社中四国TSUTAYAの合弁会社
株式会社高知蔦屋書店は、大型複合書店「高知蔦屋書店」を12月3日にオープンさせました。
株式会社高知蔦屋書店は株式会社ウイル(高知県、中村彰宏社長)と、株式会社中四国TSUTAYAの合弁会社です。株式会社ウイルは、2003年の設立以来、TUTAYAやSUBWAYの事業を手掛けている会社、株式会社中四国TSUTAYAは中四国のエリアでTSUTAYAのフランチャイズ展開を行う株式会社TSUTAYAが主要株主の会社です。ウイルは高知県にTSUTAYAを14店舗、愛媛県にTSUTAYA WILLを3店舗展開しており、社名にある「will」が示す通り、未来への決意を込めてエンターテイメントが明日への糧となるような店づくりを進めています。
高地に新しくオープンした蔦屋書店は、飲食店やカフェなど20店舗以上のテナントが入る大型複合書店で「職人のこだわりから日常が楽しくなる市場」をコンセプトにしており、高知県が誇る「食」と本によってもたらされる「知」の世界を融合させることで、新鮮な発見と市場のような賑わいを提供しています。
建物は三階建てで、一階には地元の食を中心にして雑貨や美容関連の専門店と、それに関連して「食」「美容」「暮らし」の書籍が集められています。二階には「ワークスタイル」と「文化」を中心に、新しい自分やなりたい自分を発見できる楽しい空間があります。三階は「親子の遊び場」として提供されており、高知県最大冊数を誇る児童書書籍と、高知県最大級のキッズスペースが展開されています。さらに店舗内には子育て支援センターやキャリア支援センターも設けられています。ワークショップなどの各種イベントも開催されており、一人でもカップルでも親子でも様々な客層が集える地域コミュニティの拠点を目指しています。
開店時間は8時から23時までで、高知蔦屋書店内の各店舗により営業時間や定休日は異なります。駐車場は無料で約300台分のスペースが用意されており、バイクや自転車の無料駐輪場もあります。
活字離れが進む中、蔦屋書店は各地で大きな賑わいを見せています。飲食店や他のテナントと共に書籍を提供することで消費者の興味を引くことができるのかもしれません。メインとしているビデオやDVDのレンタルのみならず、新しい業態でのフランチャイズ展開が今後も全国に拡大していくのかどうか気になるところです。
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