「泊まれる茶室」がテーマとなる新たなカプセルホテルが4月にオープン フランチャイズ展開も検討中【2/27】
株式会社SEN(東京都目黒区、各務太郎代表取締役)は、「泊まれる茶室」がテーマとなる新しいかたちのカプセルホテル「ホテル・ゼン・トーキョー」を4月にオープンすると発表しました。
株式会社SENは2018年に創業したばかりの新しい企業で、訪日外国人が低価格帯で日本ならではの快適な宿泊体験を楽しめる施設を提供したいという思いから、3名にて創業されました。この度発表されたホテル・ゼン・トーキョーは千利休の茶室をテーマにした「都市型旅館」のカプセルホテルです。
世界初となる「禅×ミニマリズム」ホテルとして、各客室は千利休が16世紀後半に生み出した茶室の傑作「待庵」を再解釈したという和モダンな空間を演出しています。天井の高さは2m以上もあり、シモンズベッドを取り入れ、壁には日本画が飾られるなどコンパクトな空間に上質な「和」を贅沢に詰め込んだ内装となっています。
さらに、ホテル・ゼン・トーキョーにはワークラウンジや、ソムリエが厳選した日本酒や日本産のリキュールを用いたカクテルを楽しめるバー・ラウンジも併設されます。客室の宿泊料金は6,000円からとのことです。
今後は、元スターバックスの社長で同社の岩田松雄取締役が持つ豊富な経験を活かし、国内のみならず海外でのフランチャイズ展開も視野に入れています。10年間で直営店、フランチャイズ店を含めて50店舗を目指すということです。
これまでになかった新たなスタイルのカプセルホテルが誕生するというニュースです。ホテル・ゼン・トーキョーは「禅×ミニマリズム」がコンセプトということで、日本人でも一度は泊まってみたくなるようなホテルではないでしょうか。さらに東京オリンピックや大阪万博に向けて訪日外国人向けの宿泊施設の需要は増していきますが、ホテル・ゼン・トーキョーの今後のフランチャイズ展開にも注目したいところです。
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