違約金とは・意味
違約金(いやくきん)
カテゴリ:フランチャイズ・代理店
違約金(いやくきん)とは、契約に定められた条項に違反(債務不履行)した場合に、違反した者が支払うようあらかじめ定めた金銭のことです。基本的には具体的な金額か金額の算出方法が記載されています。
フランチャイズ加盟契約の場合、加盟店がフランチャイズ本部との契約期間満了前に契約を解約するなど、契約を履行しなかった際にフランチャイズ本部に支払わなければならないお金のことを言います。
契約書の契約内容に中途解約の違約金支払いの項目が盛り込まれていると、例え解約時に経営状況が赤字であってもフランチャイズ本部に違約金を支払わなければならないケースもあります。
赤字な上に違約金の支払いが必要となるため、加盟契約を解約する際に加盟店とフランチャイズ本部との間でトラブルになることもあります。赤字になった原因がフランチャイズ本部が選定した土地の条件が悪いことや開業後のサポート体制に不備があったなど、フランチャイズ本部に責任を求める加盟店も存在します。
そのようなトラブルを防止するためにも、加盟契約書の中途解約の違約金についての事項で、違約金の支払いの有無や金額の記載を確認することが大切です。
仮に違約金が発生する場合でも、経営不振の責任の所在がフランチャイズ本部側にある場合は、違約金が免責される内容の記載があればこのようなトラブルを避けられます。加盟契約時に中途解約の違約金が過大である場合には加盟契約するかを検討し直すことも必要です。
カテゴリ:フランチャイズ・代理店
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