【12/28】「餃子の王将」島根県にあった2店舗のフランチャイズ店が閉店へ
王将フードサービス(本社:京都府京都市、渡邊直人代表取締役社長)によると、島根県にある「餃子の王将」の店舗が年内にすべて閉店することが明らかになりました。島根県には、現在松江学園店(松江市)と出雲姫路店(出雲市)の2店舗がありますが、いずれも今月30日をもって営業を終了することにしたということです。
餃子の王将は、「おいしい料理を、安く、おなかいっぱい食べて幸せになってほしい」という願いのもと創業から50年以上中華料理を提供し続けてきました。中華料理を中心に低価格で作りたての料理を食べられると人気があります。今後は100年企業を目指し、出店地域のニーズに合わせたコンセプト店舗の展開や、定番メニューのレシピ一新、また海外への出店を加速することで「王将ファン」を増やすことに尽力するとしています。店舗数は直営店が509店舗(うち海外2店舗)、フランチャイズ店が227店舗となっており、2018年3月末時点で合計736店舗を展開しています。島根県の2店もフランチャイズ店でした。
フランチャイズ制度については一般のオーナー志望者はもちろんのこと、社員の独立も積極的に支援しているということです。実際、現在のフランチャイズ店のオーナーの半数以上は社員が独立してオーナーになっています。社員が独立するための条件は、自己資金と日々の店舗での仕事を通して接客や調理から経営哲学までを学び取ることです。
島根県内では「餃子の王将」の味を楽しめなくなるので、このたびの閉店のニュースは島根県内の「王将ファン」にとってはさみしいニュースではないでしょうか。隣接する近隣の県には店舗があるので、「餃子の王将」の味を楽しむためには少し足を延ばして県外に遠征しなければならなくなります。
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