【11/15】エディオンが、ロボットプログラミング教室のFC展開を目指す
大手家電量販店のエディオン(大阪市北区、久保允誉社長)は、ロボットを使った組み立てやプログラミングを指導する教室「EDION ROBOT ACADEMY」を始めると発表しました。日本では2020年度から小学校でのプログラミング授業が必修化されます。それに合わせ、必要なスキルを身に着けた人材を育成することが目的とされるようです。小学生から中学生を対象にしており、「創造的な考えを主体的に学び、実践できる子供たちの育成に貢献したい」としています。学習カリキュラムは1~3年間で、3つのタイプがあり、どれも36回コースとなっています。
教室で使用するロボットは、中国の上海においてロボットプログラミング教育の20年以上の実績を持つ「上海パートナーX」の教育用ロボットで、「上海パートナーX」は、世界各国のロボットプログラミング教室でも使用されているとのことです。
今後の予定としては、12月8日に最初の教室であるエディオン直営校を兵庫県西宮市に開校し、来年6月には広島市にエディオン広島本店を開校する予定としています。その後は日本全国にフランチャイズ展開を行い、事業を拡大していく見通しです。2021年には200教室以上を開校し、8000人以上の受講者を目指しています。
14日に大阪市北区で記者会見を行った久保允誉会長兼社長は、「日本国内でもプログラミング市場は大きく成長する。世界に挑戦できるクリエイティブな人材育成をサポートしていきたい。」と話しました。
日本のみならず世界で活躍できる人材を育てるためにはできるだけ若いうちからの教育が必須なのかもしれません。人材教育に携わりたいと願うフランチャイジーが全国に増えてくれれば、貴重な人材をたくさん見出し、成長を助けることができるでしょう。
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