ホールディングスとは・意味
ホールディングス
カテゴリ:起業・独立・開業・経営戦略
ホールディングスとは、持株会社のことで、子会社の株式を保有し、会社を統制するグループの核となる会社(親会社)のことを指します。
持株会社は、会社の総資産に対する子会社の株式の取得価額の合計が50%を超える会社(改正独占禁止法第9条3項参照)であり、複数の企業群を企業グループとして持つ場合、その統制をするグループの核となる会社(親会社)のことを指します。
現在では、〇〇ホールディングスという持株会社名を目にする機会が増えて、世間にも認識されるようになってきています。
※改正独占禁止法第9条3項
第九条
他の国内の会社の株式(社員の持分を含む。以下同じ。)を所有することにより事業支配力が過度に集中することとなる会社は、これを設立してはならない。
子会社の株式の取得価額(最終の貸借対照表において別に付した価額があるときは、その価額)の合計額の当該会社の総資産の額に対する割合が百分の五十を超える会社(次号において「持株会社」という。)出典:公正取引委員会ホームページより抜粋
持株会社設立のメリットは、戦略と事業の分離による経営効率の向上、各事業単位での業績を把握しやすくなることや各子会社おいての責任の明確化、スピードのある経営構造改革が可能となることなどが挙げられます。一方、デメリットには、経営の求心力の低下や全体としての税負担の増加などがあります。
持株会社の形態には、純粋持株会社と事業持株会社の2つがあります。
・純粋持株会社:株式を所有することにより、他の会社の活動を支配することのみを事業目的とする会社
・事業持株会社:他の会社の活動を支配するのみならず、持株会社自身も相当規模で事業を行っている会社
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