【12/18】日本や海外でFC展開するシャトレーゼがベトナム1号店をオープン

山梨県甲府市にある総合菓子販売のシャトレーゼ(齊藤貴子代表取締役社長)は、2019年1月1日ベトナムのハノイにベトナム第1号店をオープンすることがわかりました。シャトレーゼの商品は海外でも人気が高まっており、積極的に人気の取り込みを目指すということです。
シャトレーゼは、「より自然な素材で添加物を極力使用せずすべてのお客様に愛されるお菓子屋でありたい」との想いを大切にお菓子作りに取り組んいる企業です。お菓子作りに必要な素材を直接契約農家や農場から仕入れて、生産地でお菓子作りを行う素材本位の工場システムで安心で安全な食品を提供しています。日本全国に5つの工場があり、2017年7月の時点でフランチャイズ含めて国内に488店舗、韓国や台湾、インドネシアなどの海外に33店舗を展開しています。
このたびオープンするベトナム1号店はフランチャイズ店で、ハノイにある商業施設「イオンモール ロンビエン」に開店します。同社の広報担当者は、「富裕層と上位中間層をターゲットとする」と説明しており、「ケーキ屋や焼き菓子、洋菓子や和菓子、アイスクリームやチョコレートなど約200アイテムを取り扱う」と話しています。今後もアジアを中心に各国へ展開していく方針で、2019年春頃にはホーチミン市にも出店する予定があり、今後5年間で150店の出店を目指しているということです。
ただおいしいだけでなく素材にもこだわった健康的な日本のスイーツが、海外でも人気を集めているようです。現在では海外の都市部にフランチャイズ店がオープンし富裕層をターゲットにしているようですが、今後の店舗拡大に伴って地方に出店するフランチャイジーが増えれば、より多くの人が日本のスイーツを楽しめるようになるでしょう。
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