全社戦略とは・意味
2019/02/21 【起業・独立・開業・経営用語（一覧はこちら）】
全社戦略（ぜんしゃせんりゃく）
カテゴリ：起業・独立・開業・経営戦略
全社戦略とは、多くの事業を行っている企業が、その各々の事業の戦略（事業戦略）以外に、より高いレベルで持続的な競争上の優位性を確立するために各事業戦略を束ねる戦略のことです。
全社戦略では、企業がどの事業ドメインで戦い、どのような事業の組み合わせを持ち、それらの事業の間でどのように持てる経営資源を配分するかを選定することが重要となります。
全社戦略と事業戦略は、企業の経営プロセスの中ですり合わされて作成されていきます。経営理念やビジョンの下に全社戦略が策定され、それが個別の事業戦略に分解されていくという流れで上から下へと流れていくこともあれば、個別の事業戦略の策定から全社戦略の可能性が拡大したり、全社戦略の変更がビジョンに影響を与えたりという下の戦略から上への戦略に流れることもあります。
前者は中規模から大規模の企業に多く見られ、後者は起業間もない会社やベンチャーに多く見られます。
カテゴリ：起業・独立・開業・経営戦略
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