レッドオーシャンとは・意味
レッドオーシャン
カテゴリ:起業・独立・開業・経営戦略
レッドオーシャンとは、市場において競合が多数存在し、価格などの激しい競争により参入しても収益性が見込まれにくい市場のことです。
レッドオーシャンおよびブルーオーシャンの概念は、W・チャン・キムとレネ・モボルニュが著したビジネス書「ブルー・オーシャン戦略」で述べられている経営戦略論で、新規参入者にとっては、レッドオーシャンで既存企業と熾烈なシェアを巡る競争をするよりも、競争の存在しないブルーオーシャンに自ら市場を開拓して収益を上げていく方が望ましいと説いています。
ただし、開拓したブルーオーシャンの市場にもその後に競合先が参入してくる事になりますので、その市場もいずれレッドオーシャンになる可能性もあります。
レッドオーシャン市場での戦略では、競合先が多い既存市場においてどのように「競合を打ち負かし、市場内シェアを拡大させるか」を考え、「低コスト化」もしくは「差別化」を強みとして選択し、収益を上げていく方法を選択する必要があります。
起業を検討する際にも、レッドオーシャン市場は既に大手企業が高いシェアを獲得していることが多いため、できるだけ競争の激しいレッドオーシャン市場を避けて、誰も参入していないブルーオーシャン市場を探し、新たに市場を創出して収益を上げていくことはできないかを検討する必要があります。
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