業界の利益ポテンシャルとは・意味
業界の利益ポテンシャル
カテゴリ:起業・独立・開業・経営戦略
業界の利益ポテンシャルとは、その業界特有の外的要因・内的要因によって事業を行った際に儲かるのか儲からないのか、その要因(ポテンシャル)を推し量ることを指します。利益ポテンシャルが高ければ「儲かる業界」であり、低ければ「儲からない業界」ということになります。
業界の利益ポテンシャルを把握するためには、マイケル・E・ポーターが提唱した「5フォース分析(5つの競争要因分析)」によって、業界の競争要因を知ることで分析することができます。
事業を継続する上で、また業界への新規参入を検討する上で、その業界が儲かるかどうか、今後も成長性のある業界かどうかを見極めることはとても重要です。
利益ポテンシャルの高い業界においては、今後の成長も見込まれる分参入しようとする企業も多く、競争が激しくなる可能性が高くなります。
反対に利益ポテンシャルの低い業界においては、今後の成長が見込まれず、時代と共にその業界の製品やサービス、その業界自体が淘汰されていく可能性も生じます。
既存の会社だけでなく、これから起業する際にも、今後の市場や世の中の動き、傾向を加味して業界や事業を検討していく必要があります。
また、フランチャイズへの加盟を検討する際にも、利益ポテンシャルの概念は重要です。その業界が儲かるかどうかだけではなく、今後の成長性が見込まれるかどうか、ということを判断基準として検討していかなければなりません。加盟したフランチャイズ本部先の業界の利益ポテンシャルが低く、業界として儲からない構造になっている場合、比較的リスクの低いフランチャイズの加盟であっても長期的な成長が見込まれないことになります。
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