【12/13】世界中でFC展開する「サブウェイ」 福井県に残る最後の店舗閉店
サンドイッチチェーン店「SUBWAY(サブウェイ)」の「福井やしろ店」が2018年12月31日で閉店することがわかりました。「福井やしろ店」は福井県内に残る唯一のサブウェイの店舗でした。
SUBWAY(サブウェイ)は、アメリカに本部を置く大手ファーストフードチェーン店で、人気の秘密は自分の好みでサンドイッチのパン生地や具、ソースを選ぶことができることです。手軽においしくたっぷりの野菜が食べられるため、特に健康志向の消費者を中心に人気がある飲食店です。店舗数は全世界で35000店舗以上あり、日本でもフランチャイズを含め300店舗以上が展開されています。
福井やしろ店は2015年に以前の場所から移転オープンし、住宅地に囲まれたロードサイド店舗で週末を中心に近隣住民の来店が期待されていました。フランチャイザーは、サブウェイの他にも「ブックオフ」や「カーブス」のフランチャイズ店舗を運営している電陽社(富山県砺波市、中島博明代表取締役)です。電陽社はこのたびの閉店理由については何も明らかにしていません。
福井県内で初めてサブウェイがオープンしたのは1996年のことで、ショッピングセンター「アル・プラザ鯖江」内に福井1号店が開店しました。その後アピタ敦賀店やアピタ福井店もオープンしましたが、いずれもすでに閉店しています。
福井やしろ店の閉店により福井県内ではサブウェイのサンドイッチを楽しめなくなってしまいますが、近隣では、隣接する石川県や滋賀県、京都府に店舗があるということです。
人気の飲食店が閉店してしまうというのはさみしいニュースです。閉店の理由は明かされていませんが、フランチャイズ展開には時に予想通りにはいかない現実もあるということなのかもしれません。
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